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毎日の介護予防

ロコトレ

加齢に伴い、筋肉量は徐々に減少していきます。特に下肢の筋力の低下は膝の関節への負担が増え、その結果、運動不足につながり、悪循環になります。筋力や身体機能が低下すると転倒しやすく、骨折の危険性も高まり、介護が必要になったり、寝たきりになったりする可能性も。毎日のトレーニングでいつまでも生き生き動けるからだ作りをしましょう。

ロコトレ(ロコモーショントレーニング)

ロコトレはバランス能力をつける「片脚立ち」と下肢の筋力をつける「スクワット」の2つの運動です。毎日続けましょう。

「片脚立ち」

転倒しないように机などや壁など、必ずつかまるものがある場所の近くに立ち、床につかない程度に片脚を上げる。(1日の回数の目安:左右を1分間ずつ、13回実施)

ポイント 姿勢をまっすぐにして行うようすること。支えが必要なら机や壁に手を置き、慣れてきたら指だけで支える。

 

「スクワット」

肩幅より少し広めに足を広げて立つ。つま先は30度くらいずつ開く。
お尻を後に突き出しながら膝をゆっくり(4秒)曲げる。
(膝がつま先と同じ方向に向いていることを確認する)

膝を曲げる角度は45度を目安にし、90度を超えて曲げないように注意する。
1日の回数の目安:深呼吸をするペースで5回繰り返す。13回実施)

ポイント スクワットができないときは、イスに腰かけ、手を胸の前で交差し、立ち座りの動作を繰り返します。

参照/日本整形外科学会「ロコモ チャレンジ推進協議会『ロコモパンフレット2015年度版』」