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はじめての介護

介護に直面したとき

病院で診察を受けてみよう

認知症の疑いがある場合は… 病院で診察を受けてみよう

「ひょっとして認知症?」「認知症のこと、どこに相談したらいい?」など、本人または家族の方が認知症に関する不安や疑問を感じたときは、かかりつけ医や地域包括支援センターに相談しましょう。かかりつけ医は検査や診断、専門機関への紹介などを、地域包括支援センターでは主任介護支援専門員や保健師などが相談に応じ、必要に応じて高齢者を訪問するなどの状況確認をします。
また、認知症患者の診療を多く経験し、かかりつけ医への助言や支援、専門医療機関や地域包括支援センターなどとの連携推進を担っている医師「認知症サポート医」も相談に応じます。

このほか、認知症の早期発見や早期対応の促進など、認知症の方やその家族を医療の面から支援する「認知症疾患医療センター」が設置されています。これらは、かかりつけ医や地域包括支援センターを通じて利用します。

認知症と診断され、介護保険を使ったサービスを利用する場合は、要介護認定を受ける必要があります。

市町村別かかりつけ医認知症対応力向上研修修了者リスト

認知症の方とその家族を支える知識と方法を習得するための研修を修了した医師のうち、公開に同意が得られた方のみリストにしています(2019年12月現在のデータで、現在異動になっている場合もあります)。診療を受ける際は事前に電話で確認してください。

愛媛県内の認知症サポート医リスト(平成17年〜令和4年)

愛媛県内の認知症疾患医療センターリスト・圏域別状況

認知症と診断されたら

認知症の診断は、本人にとっても家族にとっても動揺が大きいものですが、とりわけ本人はこれからの自分の変化に大きな不安や混乱を覚えます。家族としては、本人の行動に戸惑ったり困り果てることもあるかと思いますが、まずは“病気によるもの”と理解しましょう。

対応に苦慮する場合は、かかりつけ医や地域包括支援センター、保健所、家族会などに相談してアドバイスを受けてみましょう。介護サービスの利用を希望する際は、地域包括支援センターに介護保険の申請を行います。

 そのほか、徘徊が出てきたり、悪質業者による詐欺に遭う危険性もあるなど、状況によっては周囲の協力が必要な場合も出てきます。信頼ができる方を選んで、声かけなどの見守りを頼んでおくのも一つの手です。