必要なところには手すりを付けましょう。手すりと杖など組み合わせて使ってもよいでしょう。高齢になると足をちゃんと上げて歩くことが難しくなるので、歩く時に引きずりがちなスリッパよりも、かかとのある部屋履きのほうが安全です。

特に階段のような高い段差より、敷居や畳の縁、じゅうたんの縁など、ちょっとした段差のほうに注意が必要です。あえて段差がはっきり分かるように、段差のところにテープを貼って目立つようにするなど工夫しましょう。